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放屁モニター HEMO mBA-31-f

放屁モニターHEMOはオナラの見張り番です。

  • 測定項目:放屁中の水素
  • 乾電池及び電源での駆動
  • 連続モニターが可能

代表的な適用例

  • 術後患者
  • 意識障害患者
  • 人工呼吸患者
  • 高齢、認知症患者
  • 小児患者

放屁モニターHEMO (開腹手術後、腸の蠕動運動管理)
「放屁の主な成分はN2・O2・CO2・H2・CH4であり、H2を指標とした放屁モニターは、
簡便で信頼性がある。」
(水素を指標とした放屁モニターの術後患者への臨床応用 大阪医学 Vol.34(2)2000)
腸関係の手術後、おならがそれなりの頻度で出ればよいと言われています。
おならに含まれた水素ガスをカウントすることにより、それが分かります。

1.術後患者

手術後の患者では手術や麻酔薬の影響、交感神経の緊張、痛み、オピオイドなどの鎮痛薬の投与などにより腸管の動きが抑制される。放屁の出現は、腸管の運動が回復したことを正確に示し経口摂取開始の指標となる。患者が麻酔から完全に覚醒していない場合や鎮静 下または睡眠中で放屁を自己申告することができない場合、HEMOが適用できる。

2. 意識障害患者

意識障害患者は経腸栄養で管理されることが多い。腸管運動の抑制(便秘、腸閉塞等)を腹部の視診・触診、腸蠕動音、腹部レントゲン撮影、注入食注入後の胃管からの逆流の有無で確認しているが不正確あるいは検査が煩雑であるなど問題点も多い。胃内容物逆流による誤嚥性肺炎は、重篤な呼吸不全を引き起こすため、腸管運動の状態を正確に把握することは重要である。HEMOは、意識障害患 者の腸管運動のモニターとしてばかりでなく経時的な変化を観察することにより治療効果の判定にも有用であると思われる。

3. 人工呼吸患者

最近人工呼吸患者には鎮痛・鎮静を適切に行うことが推奨されている。また人工呼吸患者は経腸栄養が良いとされているが敗血症等の基礎疾患による炎症や鎮痛・鎮静のため腸管運動が抑制される危険性がある。経腸栄養中の人工呼吸患者に対して本モニターは適応となる。

4. 高齢者・認知症患者

放屁を自己申告できない、あるいは自己申告が不正確である高齢者・認知症患者にHEMOは有用である。特に療養施設・在宅ケアにおいて有用性が高い。

5. 小児患者

小児は放屁を自己申告できないので、HEMOが適応できる。

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